2018年6月4日月曜日
読了:ノンデザイナーズ・デザインブック Missing Pages 2018(非売品)
「ノンデザイナーズ・デザインブック」が「2018年に書かれたとしたら」「自分が書いたとしたら」の視点で18名のデザイナーが書き足した特別版」
ということで、キャンペーンに応募したらもらえた一冊。
日本人が日本人に向けて書いたということもあって馴染みやすさが増して、よりデザインが身近になったかも?みたいな本でした。
元の本の復習になって、「なるほどー」となったところや、新たな発見もあってよかったです。
## 目次 + 4つの基本原則 - 表裏の制作物でのコントラスト - わかりやすい図の作り方に応用する基本原則 - ウェブデザインにおけるグリッドレイアウト - トランプをモデルとした情報の整理 - 雑誌『Mac Fan』の表紙デザインと4つの基本原則 + デザインテクニック - ビジュアルデザインに大切な「詳細度」と「パワー」 - デザインバリエーションの考え方 - アイコンを活用したデザインテクニック - 見栄えがよく、整った写真のトリミング + テキスト、フォント、タイポグラフィ - 文字のジャンプ率とレイアウト - 文章を読ませるためのコントラスト - コントラストに不可欠なフォントの「ウエイト」 - 「色」や「文字」が与える印象 + デザイナーの頭の中 - デザイン検討のロジック - レイアウトによる意味のコントロール - 身体でとらえる「4つの原則」 - ロゴデザインで確認すべき22の大事なこと - だめだ!やっぱりプロのデザイナーに頼もう。というときに、まとめておいたほうがいい要件 基本的な感想としては前半に書いてしまったので、あえて不満を上げるとするなら、 Webについて扱った話が「ウェブデザインにおけるグリッドレイアウト」しかなかったことです。 こちらに関してもサイドバーがなくメインコンテンツを二段組で表現する出版物的なレイアウトを例にしたものでした。 どうしてもWebエンジニアが原点になっている私としては、 「Webでどう活用できるか?」を考えながら読んでしまうのですが、 ほとんどが印刷物に対するアプローチが原点のようで、Webに対する例はほとんど扱っていないようです。 スマートフォンという面積の限られていて縦に長くなるコンテンツに対してどうレイアウトするか、幅が可変なコンテンツをどうデザインするか。 モバイルファーストといってもPCぐらいの横幅に対しても同じデザインでいいのか。 そのあたりについて「2018年における」ノンデザイナーズ・デザインブックとして扱っていないのは残念でなりません。 とはいえとはいえ、本書は原則であって全てではないのですし、 Webにおいても重要なエッセンスはたっぷりと含まれています。 ちょうどランディングページを作ってみるという取り組みの真っ最中で、 実際に原則やテクニックを使っていくことでモノにできればいいなと思いました。
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